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君の読む所のものは古人(こじん)の糟魄(そうはく)のみ

ー君之所読者、古人之糟魄己ー   荘子
(荘子:三十三篇。戦国中期の道家荘周とその一門の思想を記したもの。
荘周の撰。外・内・雑編から成り、内編七編以外の大部分は、
後人の仮託になるものといわれている。「南華新経」ともいう。)

 

{原文}
君之所読者、
古人之糟魄己。

 

{書き下し文}
君の読む所のものは
古人(こじん)の糟魄(そうはく)のみ。

糟魄

{意解}  
むかしの偉人も、本当に言いたいことは 記録に残せなかったと思います。
してみれば、お読みになっている本は 昔の人の魄(たましい)の糟(かす)みたいなものでしょう。 と訳せる。  

 ここで説いているのは 技術的なノウハウや経営の勘、
臨機応変な対処等は 実践の中でしか会得できないという
実践の重要性である。  

この言葉は「荘子」の中の 外篇→天道編の一文である。
荘周ではなく、後人の仮託になるのかもしれない。  

 今まで身に蓄えてきた人間性、道徳観念は
学校で教師に教えられたものではなく、
本から教えられた古人の教訓、叡智によるところが大きい。  
技術的な実践の重要性を示す文の表現は
他にも在ったのではないかと思われるが。

 

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

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