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大道廃(だいどうすた)れて仁義(じんぎ)あり

ー大道廃有仁義ー   老子 第十八章
(老子:二巻八十一章。道家の祖。老耽の撰と伝えられるが、
老耽が実在したか否かは明らかではない。
人為、虚飾を去って、無為自然であるべきことを説いている。別名「道徳経」)

 

{原文}
 大道廃有仁義、
 知恵出有大偽。

 六親不和有孝慈、
 国家昏乱有忠臣。     

 

{書き下し文}
大道廃(すた)れて仁義有り、
知恵出でて大偽(たいぎ)有り。
六親和せずして孝慈有り、
国家昏乱(こんらん)して忠臣有り。

 

大道

 

 

{意解}  
人間本来の自然な生き方である
無為自然の「大道」が失われてしまった故に、 仁義の概念が生まれ、  
小賢しい知恵を振りかざす者がいる故に、 人々は偽り合う様になる。  
家族が仲良く暮らしていない故に、 孝行とか慈愛という概念が生まれ、  
国がひどく乱れて安定していない故に、 忠義の臣の概念が生まれる。  

 基本的に老子の批判の矛先が儒家に向いていることは、
確かですが、

老子は「仁義」や「孝慈」の内容そのものを 否定しているわけではない。
それは本来もっと自然な形で
おのずと自然に行なわれるものであることを言っている。

 人にとって本当に守らなければならない事というのは、
わざわざ言葉や、文字にしなければならないような ものでは
無いということである。   

 

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

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