Blog

jinnsei2 cyakujitu

 

君子は必ずその独りを慎(つつし)む
ー君子必慎其独也ー    大学 伝六章
(大学:一巻。もと「礼記」中の一篇であったが、宋代以降、単行本として独立し、
朱熹がこれを四書の一としたことから、特に広く読まれるようになった。)

 

{原文}
所謂誠其意者、毋自欺也。
如悪悪臭、如好好色。
此之謂自謙。
君子必慎其独也。

{書き下し文}
所謂その意を誠にするとは、自ら欺く毋(なき)なり。
悪臭を悪(にく)むが如く、好色を好むが如し。
これをこれ自ら謙(こころよ)くすと謂う。
故に君子は必ずその独りを慎むなり。

 

大学

 

{意解}
いわゆるその意を誠にするというのは、
修身をするに当たって自分自身を不正に欺くことがないということである。
悪臭を憎むように悪を憎めば悪事をなさず、
好色を好むように善を好めば善事をなすようになる。
このようになれば自然に善行を為して悪を遠ざけるので、
快い気持ちになっていくというのである。
そのため、君子は必ず自分ひとりしか知らないこと
(他人に見られていない言動)を慎むのである。

例えば、自動車を運転する際に日頃マナーに気をつけて運転していても、
同乗者がいない時や、諸事情で急いでいる時等に、
ついつい気の緩みで、マナーを怠ったりしがちである。
他人には気づかれなくても、自分自身にはしっかり見られている。
それが、いつまでも気持ちに引っかかり、
なんとも後味が悪い経験をしたことが有るのではないだろうか。
「独りを慎む」のは、結局、自分のためなのである。  

 

 

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

あわせて読みたい関連記事:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Related Article

  1. コメントはありません。

  1. トラックバックはありません。

沈琳 二胡 女人花

ナオンの言葉の散歩道

お願い

画像の説明文

最近の投稿

最近のコメント

    アクセス解析

    Ninja Tools