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逆境を

 

已(や)むべからざるに於いて已むる者は、已まざる所なし
ー於不可已而已者、無所不已ー     孟子 盡心章句上 四十四

今回は「孟子」盡心章句上 四十四 からの出典です。
(孟子:七篇。戦国中期の儒家孟軻(もうか)の言行や学説を編集したもの。
性善説・四端説・天命説・王道説・仁義は有名。四書の一つ)

 

{原文}
孟子曰 
於不可已而已者 無所不已 
於所厚者薄 無所不薄也 
其進鋭者其退速

 

{書き下し文}
孟子曰く 已(や)むべからざるにおいて已むる者は 已まざるところなし 
厚くすべき者において薄くするは 薄くせざるところなし 
其の進むこと鋭(はや)き者は其の退くこと速(すみ)やかなり

 

175

 

{意解}
やめてはならない所でやめる人間は、
何をやっても中途半端なことしかできない

念を入れてやらなければならない時に手を抜く人間は、
何をやってもいい加減なことしかできない。
性急に進むものは、やめるのも速い。

と「孟子」は語っている。

 人生には、何度か正念場がある。
ここで踏ん張らなければ、
せっかく今まで築いてきたものを失ってしまうとか、

あるいは、そこを乗り切らなければ、
新しい展望が開けないとか、そういった時である。

「孟子」のいう「止むべからざる」ところとは、それを言う。

ここを突破すると、それが大きな自信につながり、
人間的にも一回り大きく成長することができよう。

 それができるかどうかは意志力の問題である。
日頃から、強い意志を鍛えておくべきだろう。

 

 中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)


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