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疾風しっぷう勁草けいそう
ー疾風知勁草ー     後漢書-列傳[銚期王霸祭遵列傳][7-8]

今回は「後漢書-列傳[銚期王霸祭遵列傳][7-8]」よりの出典です。
(百二十巻。本紀十巻、列伝八十巻は、 南北朝時代、
南朝宋の范曄(はんよう)の選で、 志三十巻は晋の司馬彪の
続漢書から取っている。)

 

{原文}
「潁川從我者皆逝,
而子獨留努力。
疾風知勁草

 

{和訳}
劉秀が大司馬に、王覇は功曹の令史となり、
河北の攻略に従軍際、

王覇に従っていた賓客は数十人居たが、
困難な河北攻略に客達は次第に離れていき、
遂には王覇一人になった。

劉秀は王覇に云った。
「潁川から私に従って来た者は皆去っていき、
今ではお前一人となった。

善く努めよ。
疾風に勁草(けいそう)を知る」 と。
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{意解}

 「勁草」とは、強い草のこと。
風のおだやかな日には、強い草も弱い草も区別がつかないが、
疾風が吹き荒れると、弱い草は地べたに這いつくばってしまうが、
強い草は叩かれても叩かれても、
頭を上げてまっすぐに立とうとする。

疾風の吹き荒れる日にこそ、勁草の真価が発揮される。


人間もそれと同じこと、平穏無事な日々には、
強い人間も弱い人間も、見分けがつかない。
困難や逆境に出会ったときに、

はじめてその人間の真価が見えてくる。
「疾風に勁草を知る」とは、こういう意味です。

孔子の言葉にも「真価は苦境・逆境のときに表れる」
とあります。

人生には難事や苦しい状況はあるものです。
しかし、そこでくじけては、なんにもならない。
そんな時こそ、上を向き、胸を張って進みたい。
疾風に耐える勁草のように。

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

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沈琳 二胡 女人花

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