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小利を見れば、則ち大事成らず
ー見小利則大事不成ー    論語 子路第十三
(論語:十巻二十編。孔子や孔子の門弟の言行を記したもの。
儒家の聖典とされている。四書の一つ。)

 

{原文}
子夏爲莒父宰。
問政。

子曰。無欲速。
無見小利。
欲速則不達。
見小利則大事不成。

 

{書き下し分}
子夏、莒父(きょほ)の宰(さい)と為(な)り、
政(まつりごと)を問う。

子曰く、速(すみや)かならんとすることかれ。
小利を見ること無かれ。
速(すみや)かならんと欲せば、則(すなわ)ち達(たつ)せず。
小利を見れば、則ち大事成らず。

見小利則大事不成

{意解}
孔子の弟子の子夏が莒父(きょほ)という町の長官に任命された時、
政治の取り組み方について孔子に助言を求めた。
孔子は次のように答えている。
「速(すみ)やかなることを欲するなかれ。小利を見るなかれ。
速やかならんと欲すれば、則ち達せず。
小利を見れば、則ち大事成らず。」
訳せば、
「あせらないこと、そして小利に惑わされぬことだ。焦ると失敗するし、
小利に惑わされると大きな仕事をやり遂げることができない」と。

この助言は、政治だけでなく、どんな仕事についてもあてはまる。
短期ではなく長期的な目標をたて、それに向かって着実に一歩ずつ前進する。
そうすれば、焦ることもなく、小利に惑わされることもないだろう。

凡庸な助言だが、的をはずさないのが孔子である。

 

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

 

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