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愚者は成事に闇く、 智者は未萌に見る
ー愚者闇於成事、知者見於未萌ー    戦国策 趙策二
(戦国策:三十三篇。周の元王から秦の始皇帝までの戦国時代の謀臣、策士
らの活躍を各国別に編んだもの。前漢の劉向の編。)

 

{原文}
愚者闇於成事,
智者見於未萌。

 

{書き下し分}
愚者は成事(せいじ)に闇(くら)く、
智者は未萌(みほう)に見る

未萌

{意解}
「成事に闇い」とは、事態が顕著に現れてきても、その事に気ずかないということ。
これでは、「愚者」といわれても返す言葉もない。

 対して、「智者」は、「未萌」に見ることができる人だという。
「未萌」とは、「いまだ萌(きざ)さず」、事態が表に現れてくる前の段階。
その萌す前の段階で、動きを察知し、適切な対応を取れる人、
そんな人が「智者」だという。

振り返れば、「後知恵」となり、「あの時に、こうすればよかった」
「こう云えば、よかった」と、後に後悔することのなんと多いことか。

 思うに、「未萌」に思い至れば、今より有利に
後悔の少ない人生を辿れることは確かである。

 

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

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