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蹞歩(きほ)を積まざれば、以って千里に至るなし
ー不積蹞歩、無以至千里ー    荀子 勧学編 九
(荀子:二十巻。戦国時代末期の学者、荀況の書。荀況は孟子に次ぐ大儒。
孟子の性善説に対して、荀況は性悪説を唱えた。)

 
{原文}
不積蹞歩、無以至千里。
騏驥一躍,不能十步。
駑馬十駕,則亦及之。
功在不舍。

 

{書き下し文}
蹞歩を積まずば、もって千里に至るなし。
騏驥も一躍にして十歩なること能わず。
駑馬も十駕すればまた之に及ぶ。
功は舎(さ)めざるにあり。

名馬

{意解}
『荀子』は「性悪説」で有名ですが、
それは「天賦の才」生まれ持った素質ではなく、
学習や鍛錬、経験によって人はどのようにでも成長できると言っている。

一歩一歩を積まなければ、千里の道を行くことが出来ず。
足の速い名馬もひと飛びでは、十歩の距離も進めず、

足の鈍い駄馬も十日の行程を費やせば、名馬の一日の行程に追いつくことができる。
このようなことができるのは日々に継続して努力するからである。

 蹞歩(きほ)
片足を踏みだすこと。半歩。
蹞歩而不休、跛鼈千里蹞歩して休まざれば、跛鼈(はべつ)も千里ならん」
荀子・修身

*跛鼈(はべつ)足の悪いスッポンでも、
努力すれば千里の道を行くことができるということ。

能力の劣るものでも努力を惜しまなければ成功すると言っている。

備考:
驥一日而千里、駑馬十駕、則亦及之矣   荀子 脩身

 

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

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