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福は微なるより生じ、禍は忽にするより生ず
ー福生於微、禍生於忽ー    説苑 卷一六.談叢
(説苑|ぜいえん:二十巻。前漢の劉向の撰。前賢先哲の逸話集。)

 

{原文}
福生於微、禍生於忽。
日夜恐懼、惟恐不卒。

 

{書き下し文}
福(さいわい)は微(かすか)なるより生じ、
禍(わざわい)は忽(おろそか)にするより生ず。

日夜恐懼(きょうく)し、
ただ卒(おえ)ざるを恐る。

*恐懼(きょうく|おそれかしこまる)

福生於微

{意解}
「福」は、物質的、精神的な満足感
「微」は、些細な善行、小さな親切
それは、ほんのちょっとした心遣いによっても得られるものだという。

 しかし、今回の解釈は違う。
「福」は成功、「禍」は失敗と解する。
「成功は細事をおろそかにしないことから生まれ、
失敗は細事をおろそかにすることから生まれる。
日夜気を引き締めて、何もしないで終わることを恐れなさい。
と意解できる。

 「忽(こつ、おろそか)」は、慣れや油断から生まれる。
いつも気持ちを引き締めて仕事、生活にあたれば、
「禍(わざわい)」を避けることができると言っている。

 

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

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