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木にりて魚を求む  

- 縁木而求魚 -   孟子 梁惠王章句上 七(その三)

孟子もうし:七編。戦国中期の儒家孟軻じゅかもうかの言行や学説を編集したもの。
性善説や王道論は有名。四書の一つ。)

 

【原文】
以若所爲、
求若所欲、
縁木而求魚也。

 

【書き下し文】
かくのごとところもって、
かくのごとほっするところもとむるは、
りてうおもとむるがごときなり。

 

縁木而求魚

 

【意解】

 宣王が武力をもって天下統一を計ろうとしたとき、
この例えをだして、武力統一の弊害を説いた孟子の梁惠王章句である。

 木によじのぼって魚を取ろうとすること。
手段方法を誤ると目的を達する事が出来ないというたとえである。

 孟子は領土や軍事力の拡大ではなく、
人民の心を得ることによって天下を取ればよい。
君主は覇道でなく王道を行うべきであり、
王道によって自国の人民だけでなく、
他国の人民からも王者と仰がれるようになれば
諸侯もこれを侵略することはできないと説く。

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

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 君主は利益でなく仁義(仁|思いやりの心、義|人として正しい道)
によって国を治めれば、小国であっても大国に負けることはない。

天下を得るためには民を得ればよく、民を得るためにはその心を得ればよい。

それは民の欲しがるものを集めてやり、民の嫌がるものを押し付けないことである。
もし王者が仁政を行えば天下の民は誰も敵対しようとせず、
それどころか自分の父母のように仰ぎ慕うようになるという。
また生活が保障されてはじめて、
人民にも孝悌忠信を教えることができるようになる。と説く。


しかし時は、春秋戦国の時代である。

 

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沈琳 二胡 女人花

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