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君子くんしまじわりはあわきことみずごと

ー君子之交淡若水ー  莊子 外篇 山木第二十
【荘子:三十三篇。戦国中期の道家荘周とその一門の思想を記したもの。
荘周の撰。外・内・雑編から成り、内編七編以外の大部分は、
後人の仮託になるものといわれている。「南華新経」ともいう】

原文:
君子之交淡若水
小人之交甘若醴
君子淡以親、
小人甘以絶。
彼無故以合者、
則無故以離。

書き下し文:
君子の交わりは淡きこと水の若し、
小人の交わりは甘きことれいの若し。
君子は淡くして以って親しみ、
小人は甘くして以って絶つ。
故無ゆえなくして以ってものは、
すなわ故無ゆえなくして以ってはなる。

意解:
「君子」とは、立派な人物の意味で、「小人」とは凡人の意味である。
「君子の交わりは淡きこと水の若し、小人の交わりは甘きことれいの若し」
君子の交際の仕方が水のように淡々としているのに対し、
小人の交際の仕方は甘酒(醴)のようにベタベタしていると言っている。

ベタベタした付き合いは、すぐ飽きがきて、長続きしない。
くっつくのも早いが、別れるのも早い。

それに比べ、水のように淡々とした交わりは、
いつまでも飽きがこず、長続きする、と。

良好な人間関係を保とうとするなら、
君子の交わりを心がけたほうがいいのかもしれない。

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

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沈琳 二胡 女人花

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