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卑譲ひじょうとくもとなり

ー卑譲徳之基也ー  左伝(春秋左氏伝 文公元年)
【左伝:三十巻。「春秋左氏伝」の略。魯の左丘明の撰と伝えられている。
「春秋」の注釈書で「左氏伝」ともいう。十三経の一つ】

原文:
卑譲徳之基也

書き下し文:
卑譲ひじょうとくもとなり

 

意解:

「徳」とは、「立派な人格」と辞書にある。
この「立派な人格」の基本は、「左伝」では、「卑譲」だと言っている。

「卑」は いやしい、自分を相手よりも低い所に身を置き
相手を立てること。

「譲」は ゆずる、自分は相手より一歩も二歩も後ろへ退って
相手に道を譲ること。

「卑譲」とは「謙虚さ」であり、これが「徳」の基本だと言っている。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と日本の諺もある。

「卑譲・謙虚さ」は皆に必要とされる「徳」ですが、
人の上に立つ人物には、特に求められる徳だろう。

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

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