free web hit counter

 

Blog




 

 

管鮑かんぽうまじわり

ー管鮑之交ー  史記 管仲伝
【史記:百三十巻。前漢の司馬遷が撰した、中国最初の通史。
上古の黄帝から、漢の武帝までの歴史を紀伝体で記されている】

原文:
管仲曰、
「吾始困時、嘗与鮑叔賈。
分財利多自与。
鮑叔不以我為貪。
知我貧也。
吾嘗為鮑叔謀事、而更窮困。
鮑叔不以我為愚。
知時有利不利也。
吾嘗三仕三見逐於君。
鮑叔不以我為不肖。
知我不遭時也。
吾嘗三戦三走。
鮑叔不以我為怯。
知我有老母也。
公子糾敗、召忽死之、吾幽囚受辱。
鮑叔不以我為無恥。
知我不羞小節、而恥功名不顕于天下也。
生我者父母、知我者鮑子也。」

書き下し文:
管仲曰はく、
「吾始め困しみし時、嘗て鮑叔と賈す。
財利を分かつに多く自ら与ふ。
鮑叔我を以て貪と為さず。
我の貧なるを知ればなり。
吾嘗て鮑叔の為に事を謀りて、更に窮困す。
鮑叔我を以て愚と為さず。
時に有利と不利と有るを知ればなり。
吾嘗て三たび仕へて三たび君に逐はる。
鮑叔我を以て不肖と為さず。
我の時に遭はざるを知ればなり。
吾嘗て三たび戦ひ三たび走ぐ。
鮑叔我を以て怯と為さず。
我に老母有るを知ればなり。
公子糾敗れ、召忽之に死し、吾幽囚せられて辱めを受く。
鮑叔我を以て無恥と為さず。
我の小節を羞ぢずして、功名の天下に顕はれざるを恥づる知ればなり。
我を生む者は父母、我を知る者は鮑子なり。」と。

意解:
真の友情とは、と聞かれた時に、思い出すのが管仲と鮑叔の「管鮑の交わり」である。
「管」は斉国の名宰相と言われた管仲、「鮑」はその重臣の鮑叔のことである。

管仲が鮑叔との友情に付いて語った記述である。
「私は、かつて貧乏だった頃、鮑叔と店を開いて商売したことがあった。
利益を分配するとき、私は鮑叔より多くとった。
だが、鮑叔は私を欲張りだと思わなかった。
私が貧しいことを知っていたからである。
また、かつて鮑叔のために事を画策して失敗し、さらに困窮したことがある。
だが、鮑叔は私を馬鹿だとは思わなかった。
有利なときと、不利なときがあるのを知っていたからである。
私は、かつて多くの君主に使えたが、そのたびに君主にお払い箱にされた。
だが、鮑叔は私を無能呼ばわりしなかった。
私が時節に恵まれていないことを解っていたからだ。
私は、かつて三戦して三度とも逃げたことがあるが、
鮑叔は私を臆病者呼ばわりしなかった。
私に年老いた母がいることを知っていたからである。
公子糾は敗れ、召忽は殉死し、私が拘束され辱めを受けた。
だが、鮑叔は私を恥知らずだとは思わなかった。
私が小さな節義を守らないことを恥じず、
功名が天下にあらはれないことを恥じるのを知っていたからである。
私を生んでくれたのは父母であるが、私を理解してくれているのは鮑叔殿である。」と。

これが「管鮑の交わり」真の友情の一節である。

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

私たちは、日々、何をするにしても
大なり小なり、決断(選択)をしている
その折々に思い出し、
より善い選択(決断)ができるように
貴方も私も 在りたいですね。

【お知らせ】
ご訪問いただき、心より感謝いたします。
海外の方からも日々、嬉しいコメントをいただき励みになっております。
つきましては、日本の善さも知っていただきたく、
貴方様が御興味のある、価値有る、確かな Made in Japan を
ご紹介できればと思っております。
お問い合わせのコメント頂ければ、嬉しいです。

 

あわせて読みたい関連記事:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Related Article

  1. コメントはありません。

  1. トラックバックはありません。

沈琳 二胡 女人花

最近の投稿

アクセス解析

Ninja Tools