free web hit counter

 

Blog

 

綸言りんげんあせごと

ー綸言如汗ー  礼記 緇衣篇・漢書 劉向伝

【礼記:四十四篇。周末秦漢時代の礼に関する理論及び実際を記録編集したもの。
前漢の戴聖によって伝えられた。「小戴礼」又は「戴記」といわれる。五経の一つ】
【漢書:百二十巻。前漢の歴史を記録した正史。
後漢の班彪と、その子班固、班昭の撰】

原文:礼記 緇衣篇
王言如絲、其出如綸。
王言如綸、其出如綍。

原文:漢書 劉向伝
詩云、我心匪石、不可轉也。
言守善篤也。
易曰、渙汗其大號。
言號令如汗、
汗出而不反者也

書き下し文:礼記 緇衣しい
子曰しいわく、おうげんいとのごとく、ずるやりんのごとし。
おうげんりんごとくなれば、そのずるやふつごとし。

書き下し文:漢書 劉向りゅうきょう
いわく、「こころいしあらず、てんずべからず」と。
げんぜんまもることあつきなり。
えきいわく、「かんするときは大号たいごうあせにす」と。
げん号令ごうれいあせのごとくにして、
あせでてかえらざるものなり。

 

意解:
綸:りん|糸をより合わせた紐。
綍:ふつ|太い綱。
渙:かん|あきらか

「綸言」とは天子のことばである。
それは汗のようなものだという。
天子の言葉は、一度口から出れば取り消せないことのたとえである。

「綸言、汗の如し」は「綸言」は天子の言葉。
この故事成語は『礼記』が出典の「綸言」と、
『漢書』が出典の「汗のごとし」とが合わされて出来たものと思われる。

汗というのは、一度自分の体から出てしまうと、二度と戻ってこない。
それと同じように、天子のことばも、一度自分の口から出てしまうと、
もはや取り消しができない。

故に、トップ(天子)は、
くれぐれも発言を慎重にしなければならないというのが、
「綸言、汗の如し」の意味である。

これはトップに限ったことではなく、平社員から課長、課長から部長、
重役と地位が上がっていくにつれて、発言の重みが違ってくる。
故に、発言はいっそう慎重にしなければならないといっている。

リーダーは、主張するべきときは断固として主張しなければならない。が、
深い考えも無く、言葉に出し、やたら失言や、
言ったことの撤回をやっているようでは、
これまたリーダーの資質が問われるところである。

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

私たちは、日々、何をするにしても
大なり小なり、決断(選択)をしている
その折々に思い出し、
より善い選択(決断)ができるように
貴方も私も 在りたいですね。

【お知らせ】
ご訪問いただき、心より感謝いたします。
海外の方からも日々、嬉しいコメントをいただき励みになっております。
つきましては、日本の善さも知っていただきたく、
貴方様が御興味のある、価値有る、確かな Made in Japan を
ご紹介できればと思っております。
お問い合わせのコメント頂ければ、嬉しいです。

あわせて読みたい関連記事:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Related Article

  1. コメントはありません。

  1. トラックバックはありません。

沈琳 二胡 女人花

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

土地活用!無料提案

Amazon.co.jp

Facebook

最近の投稿

アクセス解析

Ninja Tools