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せいをなすのようは、ただひとるに

ー為政之要惟在得人ー  貞観政要 崇儒學第二十七

【貞観政要:じょうかんせいよう|十巻。唐の呉兢の著。唐の太宗と重臣とが
政治に関して論じたものを、四十門に分けて類編した書】

原文:
為政之要、惟在得人。
用非其才、必難致治。

書き下し文:
せいをなすのようは、ただひとるに
もちうることそのさいにあらざれば、かならいたかた

 

意解:
太宗は唐王朝の二代目皇帝として、創業から守成に移る時期の舵取りにあたり、
唐の三百年の基礎を固めた名君である。
この言葉は其の太宗が語ったもの。

太宗が名君とされてきた理由は幾つもあるが、
その一つは、人材の誘致に熱心であったことだ。

この人物は能力も在りしっかりしているとみるや、
かつて敵側に属した相手でも要職に抜擢し、
共に力を合わせて国政にあたった。
この言葉は、そういう人物が語っているだけに、説得力がある。

能力のある人材を必要とするのは、政治の世界に限ったことではない。
どんな組織でも、優秀な人材を得なければ、たちどころにおかしくなってしまうだろう。
パソコン、スマホ全盛の現代でも、基本的には変わりはない。
太宗はこうも語っている。
優秀な人材を使いこなせる能力のある上司でなければ、
「必ず治を致し難し」と。

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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沈琳 二胡 女人花

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