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天下てんかうれいにさき立ちてうれい、天下てんかたのしみにおくれてたのしむ

ー先天下之憂而憂、後天下之楽而楽ー  文章規範 范仲淹 岳陽楼記

【文章規範:七巻。宋の謝枋得の編。科学受験者のために規範となりうる文を集めたもの。諸葛孔明の「出師の表」と陶淵明の「帰去来辞」以外は、唐宋の文を選んでいる】

原文:
居廟堂之高、則憂其民、
處江湖之遠、則憂其君。
是進亦憂、退亦憂。
然則何時而樂耶。其必曰、
先天下之憂而憂、
後天下之樂而樂歟。
噫、微斯人、吾誰與歸。

書き下し文:
廟堂びょうどうの高きに居りては、すなわちその民をうれひ、
江湖こうこの遠きにりては、則ちその君を憂う。
これ進むもまた憂ひ、退しりぞくもまた憂う。
しからばすなわいずれの時にか楽しまんや。それ必ずいわん、
天下てんかうれいにさき立ちてうれい、
天下てんかたのしみにおくれてたのしむ。と曰んか。
ああなればの人、吾誰われだれにかせんや。

廟堂びょうどう:朝廷。政治をつかさどる所。
江湖こうこ:世間
:おる
:すくない
:したがう

 

意解:
憂うべき事態は人々が気づく前に察知して解決に奔走し、
楽しみごとは人々に楽しんでもらってから、自分はその後で楽しむ。
略して「先憂後楽」といい、リーダーのあるべき心構えを語った言葉だとされる。

宋代の范仲淹はんちゅうえんという政治家の書いた、「岳陽楼記がくようろうのき」と題する文章の中に出てくる。
范仲淹はこの文章を次のように結んでいる。
「高い立場にいる時には、その国や民衆のことを考えるべきであるし、
官位を離れて民間の中にいる時には、
遠くから君主の政治を心配するべきなのである。
士官して政治の中心にいても、退いて民間にいても
国のことを考えるのが為政者いせいしゃなのである。
ならば、いつ楽しむことができるのであろうか。
その為政者は必ず「天下の憂うべき事態は人々が気づく前に察知して解決に奔走し、
楽しみごとは人々に楽しんでもらってから、自分はその後で楽しむのだ」
と言うであろう。
ああ、このような心を持った為政者がいなければ、
私は誰に従えばよいのであろうか。」

これは范仲淹自身の決意表明であったわけだが、
現代のリーダーにも同じことが望まれるであろう。
いつの時代でも、人々は「先憂後楽」型のリーダーが現れるのを待っているのである。

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

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沈琳 二胡 女人花

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