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一利いちりおこすは一害いちがいのぞくにかず

ー興一利不若除一害ー  十八史略 耶律楚材

【十八史略:七巻。元の曾先之の撰。十八史略とは、十八史の要略の意で、
太古から南宋までの四千年間の史実を簡略に記し、初学者の課本に供したもの】

原文:
興一利不若除一害

書き下し文:
一利いちりおこすは一害いちがいのぞくにかず

 

意解:
元代の名宰相耶律やりつ楚材そざいのことば。
亡くなった大平元首相がこれを座右の銘にしたといわれる。

元は騎馬民族モンゴルの建てた王朝で、とかく収奪しゅうだつをこととする傾向が強かった。
そのなかにあって耶律楚材は民生の安定を重視し、
収奪政策にブレーキをかける役割を果たした。しかも、
太宗(フビライ)の信任も厚く、元の廟堂びょうどうに重きをなしたといわれる。
かれの横顔を「十八史略」はつぎのように伝えている。

「楚材つねに言う、一利いちりおこすは一害いちがいのぞくにかず、
一事を生ずるは一事を滅するに若かず、と。平居へいきょみだりに言笑げんしょうせず。
士人に接するに及んでは、温恭おんきょうよう、外にあふる。その徳に感ぜざるなし」

かれの時代は、「一利を興す」すなわち新規の事業を始めるのは、
ただちに民衆からの収奪を意味することが多かった。
この言葉も、そういう背景の中で生まれてきたのである。
現代でも、健全経営をはかる指針として参考になるかもしれない。

収奪しゅうだつ:強制的に奪い取ること
廟堂びょうどう:朝廷。政治をつかさどる所
平居へいきょ:いつも
言笑げんしょう:物を言ったり笑ったりすること
温恭おんきょう:おだやかでつつしみ深い・こと

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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沈琳 二胡 女人花

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