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いきどおりりをはつしてしょくわすれ、たのしみてってうれいをわす

ー発憤忘食、楽以忘憂ー  論語

【論語:十巻二十編。孔子や孔子の門弟の言行を記したもの。
儒家の聖典とされている。四書の一つ】

原文:
発憤忘食、楽以忘憂

 

書き下し文:
孔子の弟子に、子路という人物がいる。ある人が、子路に向かって、
「孔子とはどんな人物ですか」とたずねた。だが、子路は答えられなかった。
あとでそのことを知った孔子は、こう語ったという。

なんじなんぞわざる。その人となりや、憤りを発して食を忘れ、
楽しみて以って憂いを忘れ、老いのまさに至らんとするを知らざるのみ、と」

なぜ答えてくれなかったのかね。時勢を憂えると食事のことも忘れてしまう。
楽しみごとに熱中すると心配事も吹っ飛んでしまう。
そうして老い先の短いことも忘れている男だ、と。
ざっとこんな意味になるかもしれない。

これは、孔子が自ら描いてみせた自画像である。
なんとも言えない味わいがあるではないか。

あえてコメントすると、「憤り」だけではなく「楽しみ」もあるところがいい。
我々も、こういう生き方をしたいものである。

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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沈琳 二胡 女人花

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