三極悪「睽極咈戻、剛極躁暴、明極過察」

第八章 リーダーの心得

明極まれば、則ち察に過ぎて疑い多し|明極則過察而多疑|近思録|

明極まれば、則ち察に過ぎて疑い多し|明極則過察而多疑|近思録 警戒第七|この「明」も研ぎ澄まされ過ぎる(過ぎた察|過察)と、勘ぐりすぎて、他人の思ってもいない懐を探ったり、疑いばかり深くなるのだという。「明」には多疑はなく、過察によるものである。