紂王

第三章 社会を考える

牝鶏の晨するは、これ家の索くるなり|牝鶏之晨、惟家之索|書経|

牝鶏の晨するは、これ家の索くるなり|牝鶏之晨、惟家之索|書経 牧誓|女が男に代わって権勢をふるい、災いを招くたとえである。また、井戸端会議が意外な方向に発展しかねない農耕を生活の基盤とする周の人々の戒めの意味合いであったかもしれない。