第二章 自己を高める

感慨して身を殺すは易く、従容として義に就くは難し|近思録|

感慨して身を殺すは易く、従容として義に就くは難し|近思録|高ぶった感情のままに駆かられて死を選ぶのはまだやさしい。難しいのはゆったりと落ち着いて 正しい道を踏み行うことだ、という。感情を高ぶらせること無く、平常心で正しい行いを守れと云う。