必要な心配

第三章 社会を考える

杞憂|列子|いらぬ心配(杞憂)であるのか、必要な心配であるのか。

杞憂|列子|いらぬ心配(杞憂)であるのか、必要な心配であるのか。この男の時代は、天地の崩壊は杞憂にすぎなかったが、現代では杞憂どころか、はなはだ現実味を帯びた話になっている。杞の男の心配を笑うことはできないのが現実である。