人を知る者は智なり、自らを知る者は明なり|老子 上篇 33章|

第二章 自己を高める

人を知る者は智なり、自らを知る者は明なり

第二章 自己を高める

 


ひとる者はなり、みずからをる者はめいなり

ー知人者智、自知者明ー   老子 上篇 33章
(老子:二巻八十一章。道家の祖。老耽の撰と伝えられるが、老耽が実在したか否かは明らかではない。人為、虚飾を去って、無為自然であるべきことを説いている。別名「道徳経」)

{書き下し文}

ひとる者はなり、みずからをる者はめいなり。
ひとに勝つ者は力有ちからあり、みずからに勝つ者はつよし。
ることを知る者はめり、 つとめて行う者は志有しあり。
の所を失わざる者はひさし、
してしかうしなわざる者は 寿いのちまっとうす。

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