ナオン

第三章 社会を考える

天下に忌諱多くして、民いよいよ貧し|天下多忌諱、而民彌貧|老子|

天下に忌諱多くして、民いよいよ貧し|老子|世の中に禁令が多くなると、挑戦しようという意欲が失われてしまう。たまには、利器を置いて、人間にとって本来必要なもの(無為自然:心のうちの自然なままの純白さ)を問い直て欲しいと老子は言っている。