
大道は多岐なるを以って羊を亡う
第一章
大道は多岐なるを以って羊を亡う
ー大道以多岐亡羊ー 列子 説符
{列子:八巻。戦国初期の鄭のひと列御冠の撰とされているが、
偽作説もあり。別名「沖虚真経」}
{原文}
大道以多岐亡羊
學者以多方喪生。
{書き下し文}
大道は多岐なるを以って羊を亡う
学者は多方を以って生を喪う。

大道は多岐なるを以って羊を亡う
{意解}
「大きな道には分かれ道が多い。
だから逃げた羊の姿を見失ってしまう、
学問の道が多方面に分かれているので
真理を求めるのが難しい」
という意味になる。
脇道が多く、知らないうちに迷い込み
目標の道を忘れてしまう。
「多岐亡羊」「亡羊の嘆」と略される。
私たちには大きな目標が必要に思う、
目先の目的、目標が達成されると達成感、満足感で
ついつい脇道の甘い香りの誘惑に乗りやすいもの。
三十代にはこれを目標に、
四十代にはこれ、
五十代にはこれ、
六十代にはこれを目標に
何年も同じ目標に取り組めば
なんとか出来るもの!
振り返ったときに
後悔の少ない人生と
思えるように生きたいものですね。
*参考資料:「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。
私たちは、日々、何をするにしても
大なり小なり、決断(選択)をしている
その折々に思い出し、
より善い選択(決断)ができるように
貴方も私も 在りたいですね。