花は半開を看、酒は微酔に飲む|花看半開、酒飲微酔|菜根譚 後集|

第四章 着実に生きる

花は半開を看、酒は微酔に飲む

第四章 着実に生きる

 

花は半開を、酒は微酔びすいに飲む

ー花看半開、酒飲微酔ー    菜根譚 後集 112項
(菜根譚:明の洪自誠編。前集222条では人との交わり、事治、対応の道を説き、後集135条では退静閑居の楽しみを論じている)

{書き下し文}

花は半開を、酒は微酔びすいに飲む。
このうちおおいに佳趣かしゅあり。
爛漫骸醄らんまんもうとういたらば、
便すなわ悪境あくきょうす。
盈満えいまんむ者、よろしくこれおもうべし。

花は半開を看、酒は微酔に飲む