陰徳ある者は必ず陽報あり|有陰徳者必有陽報|淮南子 人間訓|

第四章 着実に生きる

陰徳ある者は必ず陽報あり

第四章 着実に生きる

陰徳いんとくある者は必ず陽報ようほうあり

ー有陰徳者必有陽報ー    淮南子 巻十八 人間訓
(淮南子|えなんじ|二十一巻。前漢の淮南王劉安が幕下の学者に命じて、
おのおのの専門について講論させて作った書。)

{書き下し文}


聖王せいおうとくけいほどこすは、 ほう百姓ひゃくせいもとむるにあらざるなり。
郊望こうぼう楴嘗ていしょうするは、 さいわい鬼神きしんもとむるにあらざるなり。山はたかきをいたしてくもおこり、
水はふかきをいたして蛟竜こうりゅうしょうじ、 君子はみちいたして福禄ふくろくす。
陰徳いんとくる者はかなら陽報ようほうり、 陰行いんこう有る者は必ず昭名しょうめいり。

陰徳ある者は必ず陽報あり