怨みは深浅を期せず、それ心を傷うに於いてす|戦国策 中山策|

第七章 人と接するための心得

怨みは深浅を期せず、それ心を傷うに於いてす

第七章 人と接するための心得

 

うらみ深浅しんせんせず、こころそこなうにいてす

ー怨不期深浅、其於傷心ー  戦国策 中山策
【戦国策:三十三篇。周の元王から秦の始皇帝までの戦国時代の謀臣、策士
らの活躍を各国別に編んだもの。前漢の劉向の編】

書き下し文:

あたうるは衆少しゅしょうせず、やくたるにいてす。
うらみ深浅しんせんせず、こころそこなうにいてす。
われ一杯いつはい羊羹ようこうもっくにほろぼし、
一壺いつこもっ二人をたり。

怨みは深浅を期せず、それ心を傷うに於いてす