一隅を守りて、万方を遺る|守一隅而遺万方|淮南子 泰族訓|

第八章 リーダーの心得

一隅を守りて、万方を遺る

第八章 リーダーの心得

 

一隅いちぐうまもりて、万方ばんぽうわす

ー守一隅而遺万方ー  淮南子 泰族訓
淮南子えなんじ:二十一巻。前漢の淮南王劉安が幕下の学者に命じて、
おのおのの専門について講論させて作った書】

書き下し文:

一隅いちぐうまもりて、万方ばんぽうわする、
一物いちぶつりてあまりつ、
すなわるところすくなし、
しかるにおさめるところあさし。

一隅を守りて、万方を遺る