貪らざるを以って宝と為す|以不貪為宝|左氏伝 襄公一五年|

第一章 大きく生きる

貪らざるを以って宝と為す

第一章 大きく生きる

 

むさぼらざるをってたから

ー以不貪為宝ー  左氏伝 襄公一五年
【左伝:三十巻。「春秋左氏伝」の略。魯の左丘明の撰と伝えられている。「春秋」の注釈書で「左氏伝」ともいう。十三経の一つ】

書き下し文:


我はむさぼらざるをってたからし、
なんじたまってたからす。
ってわれあたえば、みな たからうしなうなり。
たからを有するにかず。

貪らざるを以って宝と為す