小人の学は耳より入りて口より出ず|小人之学也入乎耳、出乎口|荀子

第二章 自己を高める

小人の学は耳より入りて口より出ず

第二章 自己を高める

 


小人しょうじんがくみみよりりてくちより

ー小人之学也入乎耳、出乎口ー   荀子 勧学編 十三
(荀子:二十巻。戦国時代末期の学者、荀況の書。荀況は孟子に次ぐ大儒。
孟子の性善説に対して、荀況は性悪説を唱えた。

{書き下し文}


君子の学ぶや、耳より入りて心にき、
四体にきて、動静どうせいあらわる。

小人しょうじんの学は耳より入りて口よりず。

小人の学は耳より入りて口より出ず