大道廃れて仁義あり|大道廃有仁義|老子 第十八章|

第三章 社会を考える

大道廃れて仁義あり

第三章 社会を考える

 


大道廃だいどうすたれて仁義じんぎあり


ー大道廃有仁義ー   老子 第十八章
(老子:二巻八十一章。道家の祖。老耽の撰と伝えられるが、老耽が実在したか否かは明らかではない。人為、虚飾を去って、無為自然であるべきことを説いている。別名「道徳経」)

{書き下し文}

大道すたれて仁義じんぎ有り、
知恵でて大偽たいぎ有り。
六親和せずして孝慈こうじ有り、
国家昏乱こんらんして忠臣ちゅうしん有り。

大道廃れて仁義あり