天下、意の如くならざるもの、恒に十に七、八に居る|晋書|

第五章 逆境を乗り越えるための心得

苦中の苦を受けざれば、人の上の人たること難し

第五章 逆境を乗り越えるための心得

 

天下、ごとくならざるもの、つねに十に七、八に

ー天下不如意、恒十居七八ー  晋書
(晋書:中国晋王朝(西晋・東晋)について書かれた歴史書。二十四史の一つ。唐の太宗の命によって、房玄齢、李延寿らが編集した書。紀伝体。)

{書き下し文}

天下にしかざること、つねに十に七八に居る。
故にまさに断ずべきに断ぜす、天与うるに取らざる有り。
あに更事者こうじしゃの後時にうらむことあらざらんや。

天下、意の如くならざるもの、恒に十に七、八に居る