人は流水の鑑みるなくして、止水に鑑みる|荘子 内篇 徳充符|

第六章 成功の心得

人は流水の鑑みるなくして、止水に鑑みる

第六章 成功の心得

 

人は流水りゅうすいかえりみるなくして、止水しすいかえりみる

ー人莫鑑於流水、而鑑於止水ー    荘子 内篇 徳充符
(荘子:三十三篇。戦国中期の道家荘周とその一門の思想を記したもの。荘周の撰。外・内・雑編から成り、内編七編以外の大部分は、後人の仮託になるものといわれている。「南華新経」ともいう。)

{書き下し文}

 

人は流水りゅうすいかえりみるなくして、
止水しすいかえりみる。
のみ衆止しゅうしむ。

人は流水の鑑みるなくして、止水に鑑みる