功を建て業を立つるは、多くは虚円の士なり|菜根譚 前集194項|

第六章 成功の心得

功を建て業を立つるは、多くは虚円の士なり

第六章 成功の心得

 

こうぎょうつるは、おおくは虚円きょえんなり

ー健功立業者、多虚円之士ー  菜根譚 前集194項
【菜根譚:明の洪自誠編。前集222条では人との交わり、事治、対応の道を説き、
後集135条では退静閑居の楽しみを論じている】

書き下し文:

功を建て業を立つるは、
多くは虚円の士なり。
事をやぶり機を失うは、
必ず執拗の人なり。

功を建て業を立つるは、多くは虚円の士なり