知りて知らずとするは上なり|知不知上|老子 第七十一章|
第七章 人と接するための心得
知りて知らずとするは上なり
ー知不知上ー 老子 第七十一章
【老子:二巻八十一章。道家の祖。老耽の撰と伝えられるが、老耽が実在したか否かは明らかではない。人為、虚飾を去って、無為自然であるべきことを説いている。別名「道徳経」】
書き下し文:
知りて知らずとするは上なり、知らずして知れりとするは病なり。
夫れ唯だ病を病とす、是を以て病あらず。
聖人は病あらず、其の病を病とするを以て、
是を以て病あらず。