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故きを温ねて新しきを知る|温故知新|論語 為政第二|自己啓発の鍵

故きを温ねて新しきを知る 第二章 自己を高める
故きを温ねて新しきを知る

第二章 自己を高める

 

ふるきをたずねてあたらしきを

ー温故知新ー   論語 為政第二
(論語:十巻二十編。孔子や孔子の門弟の言行を記したもの。儒家の聖典とされている。四書の一つ。)




{原文}

子曰、
溫故而知新、
可以為師矣。




{書き下し文}

子曰く、
ふるきをたずしかしてあたらしきを知る、
ってるべし。

故きを温ねて新しきを知る

故きを温ねて新しきを知る




{意解}

孔子曰く
「古くからの伝えを大切にして、新しい知識を得て行くことができれば、
人を教える師となることができるでしょう。」と。

このことばは「温故知新」と言いならわされて 馴染み深い。
孔子のこの言葉は 自己啓発の一つの方法を語っている。
「故きを温ねて新しきを知れば、以って師たるべし」
訳せば 「歴史を深く探求することを通して、
現代への認識を深めていく態度、これこそ指導者たるの資格である」

日々の自己啓発はどんな人にも望まれること。これがなければ、
自らの人生を充実させることができない。まして、
人の上に立つリーダー格の人には 必須の条件だろう。

「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

私たちは、日々、何をするにしても
大なり小なり、決断(選択)をしている
その折々に思い出し、
より善い選択(決断)ができるように
貴方も私も 在りたいですね。