欹器は満を以って覆る|欹器以満覆|菜根譚 前集64項|
第二章 自己を高める
欹器は満を以って覆る
ー欹器以満覆ー 菜根譚 前集64項
(菜根譚:二巻。明の洪自誠の編。前集と後集からなり、前集では人と交わり、事を治め、変に応ずる道を説き、後集では退静閑居の楽しみを論じている。)
{書き下し文}
欹器は満つるを以って覆り、
撲満は空しきを以って全うす。
故に君子は寧ろ無に居るも有に居らず、
寧ろ缼に処るも完に処らず。
後悔しない選択・決断の一助になればと思います
ー欹器以満覆ー 菜根譚 前集64項
(菜根譚:二巻。明の洪自誠の編。前集と後集からなり、前集では人と交わり、事を治め、変に応ずる道を説き、後集では退静閑居の楽しみを論じている。)
欹器は満つるを以って覆り、
撲満は空しきを以って全うす。
故に君子は寧ろ無に居るも有に居らず、
寧ろ缼に処るも完に処らず。