すでに明かつ哲、以ってその身を保つ|中庸 第15章|
第四章 着実に生きる
すでに明かつ哲、以ってその身を保つ
ー既明且哲、以保其身ー 中庸 第15章(朱子章句27章)
(中庸:もと「礼記」中の一篇であったが、後に四書の一つに数えられた。孔子の孫の子思の撰と伝えられている。)
{ 書き下し文}
國に道あれば,其の言以って興こすに足り,
國に道無ければ,其の默以って容らるるに足る。
《詩》に曰く:“既に明にして且つ哲,以って其身を保つ。”と。
其れ此れを謂うか。