言は行を顧み、行は言を顧む|言顧行、行顧言|中庸 第十三章|

第二章 自己を高める

言は行を顧み、行は言を顧む50,96

 

第二章 自己を高める

 

げんこうかえりみ、こうげんかえり

ー言顧行、行顧言ー   中庸 第十三章
(中庸:もと「礼記」中の一篇であったが、後に四書の一つに数えられた。孔子の孫の子思の撰と伝えられている。)

{書き下し文}

庸徳ようとくをこれおこない、庸言ようげんをこれつつしみ、
らざるところあれば、えてつとめずんばあらず。
余りあれば敢えて尽くさず。
げんこうかえりみ、こうげんかえりむ。
君子なん造造爾ぞうぞうじたらざらん。

庸徳ようとく:平凡な日常の徳
庸言ようげん:日頃の発言

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