螳螂の臂を怒らして以って車軼に当たるが如し|荘子 外篇 天地|

第二章 自己を高める

螳螂の臂を怒らして以って車軼に当たるが如し

第二章 自己を高める

 

螳螂とうろうひじいからしてって車軼しゃてつたるがごと

ー猶螳螂之怒臂以当車軼ー   荘子 外篇 天地
(荘子:三十三篇。戦国中期の道家荘周とその一門の思想を記したもの。
荘周の撰。外・内・雑編から成り、内編七編以外の大部分は、
後人の仮託になるものといわれている。「南華新経」ともいう。)

{書き下し文}

螳螂とうろうひじいからして
って車軼しゃてつたるがごとし。
すなわかなら不適任ふてきにんなり

螳螂の臂を怒らして以って車軼に当たるが如し