人生は白駒の隙を過ぐるが如し|人生如白駒過隙|荘子 知北遊篇|

第一章 大きく生きる

人生は白駒の隙を過ぐるが如し

第一章 大きく生きる

 

人生じんせい白駒はつくげきぐるがごと

ー人生如白駒過隙ー   荘子 知北遊篇
{荘子:三十三篇。戦国中期の道家荘周とその一門の思想を記したもの。荘周の撰。外・内・雑編から成り、内編七編以外の大部分は、後人の仮託になるものといわれている。『老子』の思想を継承し、道家思想を発展させたもので、内篇の中の逍遥遊・斉物論の二篇が最も重要である。「南華新経」ともいう}

{書き下し文}

人の天地の間に生くるは、
白駒はつくげき(げき=隙)をぐるがごとく、
忽然こつぜんたるのみ。

人生は白駒の隙を過ぐるが如し