鷦鷯、森林に巣くうも一枝に過ぎず|鷦鷯巣於深林不過一枝|荘子|
第一章 大きく生きる
鷦鷯、深林に巣くうも一枝に過ぎず
ー鷦鷯巣於深林不過一枝ー 荘子 逍遥遊篇 第一の二
(荘子:三十三篇。戦国中期の道家荘周とその一門の思想を記したもの。荘周の撰。外・内・雑編から成り、内編七編以外の大部分は、後人の仮託になるものといわれている。「南華新経」ともいう。)
{書き下し文}
鷦鷯、深林に巣くうも一枝に過ぎず。
偃鼠は河に飲むも腹を満たすに過ぎず。
休を君に帰せん、予は天下を用いて為す所なし。