柱に膠して瑟を鼓す|膠柱而鼓瑟|史記 廉頗藺相如伝|
第六章 成功の心得
柱に膠して瑟を鼓す
ー膠柱而鼓瑟ー 史記 廉頗藺相如伝
(史記:百三十巻。前漢の司馬遷が撰した、中国最初の通史です。上古の黄帝から、漢の武帝までの歴史を紀伝体で記しています。)
{書き下し文}
藺相如曰く、王は名を以て括を使う。
柱に膠して瑟を鼓するが若きのみ。
括は徒だに能く其の父の書伝を読むのみ。
変に合うを知らざるなり、と。
趙王聴かず。遂に之を将とす。
*WEB漢文大系:琴柱に膠す より引用