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そのらざれば、そのとも

 

ー不知其子、視其友ー  荀子 性悪篇 第二十三
【荀子:二十巻。戦国時代末期の学者、荀況の書。荀況は孟子に次ぐ大儒。
孟子の性善説に対して、荀況は性悪説を唱えた】

 

原文:
傳曰、
不知其子視其友
不知其君視其左右。」
靡而已矣!靡而已矣!

 

書き下し文:
傳曰でんいわく、
の子を知らざれば、の友をよ、
君子くんし知らざれば、の左右をよ」
而已矣のみ而已矣のみ

而已矣のみ!:納得!
 


 

意解:
古伝こでんに「その人の人柄がわからなければ、その友達を見ればわかる。
その君主の人柄がわからなければ、その側近の者(ブレーン)を見ればわかる」
と言っている、
納得なっとく納得なっとく
 
自分の息子や娘が何を考えているのかさっぱりわからない。
と嘆く親が少なくない。
とくに現代のように、価値観が多様になり、
世代間の断絶が深くなっている現代においては、その嘆きも当然である。
わからないのが当たり前なのかもしれない。
 
人は環境に大いに左右される。
環境次第で、良くも悪くもなる。生活環境もそうであるが、
この一文は人的環境の事を言っている。
自己の意志が固まっていない若年者は、
付き合う友人の影響は無視むしできない。
 
親と対話する事が少なくなっても、
付き合っている友人関係がうまく行っていれば、
心配する必要はないのだが、

人生経験のある親から観て、
如何いかがわしい連中と付き合っているようなら、
注意が必要だろう。
 
の友を」の言葉は現代では尚更なおさら
納得なっとく而已矣のみ)できると思われる。

 

*参考資料:「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

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沈琳 二胡 女人花

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