泰山は土壌を譲らず、故によくその大を成す|史記 李斯伝 第二十七

第八章 リーダーの心得

泰山は土壌を譲らず、故によくその大を成す

第八章 リーダーの心得

 

泰山たいざん土壌どじょうゆずらず、ゆえによくそのだい

ー泰山不譲土壌、故能成其大ー  史記 李斯伝 第二十七
【史記:百三十巻。前漢の司馬遷が撰した、中国最初の通史。上古の黄帝から、漢の武帝までの歴史を紀伝体で記されている】

書き下し文:

泰山たいざん土壌どじょうゆずらず、ゆえによくそのだい
河海かかい細流さいりゅうえらばず、ゆえくそのしんをなす。
王者おうじゃ衆庶しゅうしょしりぞけず、ゆえくそのとくあきらかにす。

泰山は土壌を譲らず、故によくその大を成す