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ほうもちうること、つと寛簡かんかん

 

ー用法務在寛簡ー  貞観政要
貞観政要じょうかんせいよう:|十巻。唐の呉兢の著。
唐の太宗と重臣とが政治に関して論じたものを、四十門に分けて類編した書】

 

原文:
用法務在寛簡

 

書き下し文:
ほうもちうること、つと寛簡かんかん
 


 

意解:
とう太宗たいそうがあるとき側近の者を集めてこう語った。
「一度死んだ者は二度と生き返らせることはできない。だから法の適用は、
なるべくゆるやかにすることが望ましい(法を用うること、務め寛簡に在り)。
ところが今の司法官を見るに、古人がいみじくも、「棺桶かんおけを売るものは、毎年、
疫病えきびょうの流行することを望む。他人が憎いからではない。棺桶がたくさん売れるからだ」
と語ったように、やたらと苛酷かこくな取り調べを行って、
己の成績を上げることばかり考えている」
 
太宗の嘆きは、現代にも当てはまるかもしれない。たとえば、
点数稼ぎを目的とする交通違反の取締などはその一例であろう。
そんなことに熱心なところほど、
肝心の事件の解決率が低いとくるから、いっそう始末が悪い。
 
この問題はまた警察や司法だけの課題ではない。
一般の人事管理においても、
「務め寛簡に在り」の原則でいきたいところだ。

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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沈琳 二胡 女人花

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