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はなおみずごとし、ながれざるときはすなわくさ

 

ー智猶水也、不流則腐ー   宋名臣言行録
(宋名臣言行録:二十四巻。前集十巻、後集十四巻は南宋の朱熹の撰。
続集八巻、別集二十六巻、外集十七巻は李幼武の補。宋代名臣の言行を集めたもの。)

 

{原文}
智猶水也、
不流則腐。

 

{書き下し文}
はなおみずごとし、
流れざるときはすなわくさる。

{意解}
自然の恵み、水を使ったたとえ、ことわざは多い。
上善じょうぜんは水の如し」・・・・理想的な生き方を水に学ぶ
明鏡止水めいきょうしすい」・・・・静かで澄み切った心の状態
水魚すいぎょまじわり」・・・・非常に親密な友情や交際をたとえていう言葉
覆水盆ふくすいぼんに返らず」・・・・一度したことは取り返しがつかないこと
落花流水らっかりゅうすいじょう」・・・・お互いに思い合う心があること

 ここでは 流れて清く、よどんで腐敗ふはいする 「水」である。
」も頭脳も絶えず使っていないと おとろえて使い物にならなくなる。
宋代名臣そうだいめいしん張詠ちょうえいが部下に対して言っていることばで
「大小の事、皆すべからく智を用うべし。 凡百ぼんぴゃく、 智を用いずんば、
大事の際にのぞみて、 いずくんぞ智の来たるあらんや」  

 常日頃から「智」頭を使っていないと
いざ必要な時に 名案など思いつかないのだと。  

必要な時に思いつかず 事が終わった後から、
ああすればよかった、 こう言えばよかった。 
と、後悔することが 誰しも少なからずあるだろう。  
素晴らしい名案を思いついたところで
愚者ぐしゃ後知恵あとちえ」では用を足さない。
日常からの精進の大切さを教えてくれている。

凡百ぼんぴゃく:かずかず、もろもろ
 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。


 

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沈琳 二胡 女人花

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