友と交わるには、すべからく三分の俠気を帯ぶべし|菜根譚 前集|

第七章 人と接するための心得

 

第七章 人と接するための心得

 

ともまじわるには、すべからく三分さんぶ俠気きょうきぶべし

ー交友須帯三分俠気ー  菜根譚 前集十五
【菜根譚:明の洪自誠編。前集222条では人との交わり、事治、対応の道を説き、後集135条では退静閑居の楽しみを論じている】

書き下し文:

ともまじわるには、
すべからく三分さんぶ俠気きょうきぶべし。
ひとるには、
一点いってん素心そしんそんするをようす。

一点いってん素心そしん:名誉や利益に固執しない純粋な心

友と交わるには、すべからく三分の俠気を帯ぶべし