国のまさに興らんとするや、必ず師を貴びて傳を重んず|荀子 大略篇

第八章 リーダーの心得

国のまさに興らんとするや、必ず師を貴びて傳を重んず

第八章 リーダーの心得

 

くにのまさにおこらんとするや、かならたつとびておもんず

ー国将興、必貴師重傅ー  荀子 大略篇 第二十七
【荀子:二十巻。戦国時代末期の学者、荀況の書。荀況は孟子に次ぐ大儒。
孟子の性善説に対して、荀況は性悪説を唱えた】

書き下し文:

くにまさおこらんとするや、かならたつとびておもんず。
師を貴びて傅を重んずれば、すなわ法度はっとそんす。
まさおとろえんとすれば、必ず師をいやしんで傅をかろんず。
師を賤んで傅を輕んずれば、則ち人かい有り、
人快有らば則ち法度やぶれる。

*参考資料:新読荀子

国のまさに興らんとするや、必ず師を貴びて傳を重んず